文化・芸術

2014/01/22

青猫・赤猫

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猫好きの友人・真行寺美香さんが、このたび劇団を立ち上げ、
その旗揚げ公演が2月22日にあります。

以下、詳細。
ご興味ある方は、直接もしくは私にご連絡いただければ予約します。

*************大正浪漫サロン「青猫・赤猫」 旗揚げ公演*****************

季節漂う風流な庭のある屋敷で繰り広げられる、
主のパピヨンと芸子たちのあでやかで、刹那で、幻想的な風景。
言語を用いず所作と生演奏のみで表現します。
古き良き時代の大正浪漫の着物の美しさと諸外国のモダンな香りを
リミックスした耽美な世界観を、ぜひご堪能ください。

★脚本・演出・主演  真行寺美香

★演者

柊あずさ 
川口未央
JUNKO      
あさみ
川村 直
みほこ
角野佑太 

★音

ピアノ       加藤雅也
アコーディオン   おりこ

★Special thanks
着付け              市原佐也子
ヘアメイク            JUNKO.A 、Lee
グラフィックデザイン+カフェ女給 田中由紀子
受付 誘導・面デザイン      井手上紗織
カメラ・ビデオ          なかのまさき


※演目は一軒家の内と外の舞台を見せ場にしております。
寒い時期ですので皆様しっかりと防寒対策をしてお出でくださいませ。

  会場が住宅街で入り込んでおります。地図をご確認の上、お気をつけてお越しください。

  参照:http://www.moritera.com/tokyo/map/access.htm


●事前予約特典

2月20(金)までにご観覧予約のお客様。
お名前、枚数、連絡先 ご紹介者をご記入の上、
下記アドレスまで件名をチケット予約としてメールでお知らせください。
特典として1ドリンクサービスさせていただきます。(お支払いは当日受付にて)
coyotemica@yahoo.co.jp


●当日販売
アンティーク大正浪漫お着物セット、下駄、小物、ストールなど


●カフェ営業
終演後14:00〜15:00はカフェスペースとして、
簡単な飲食、アルコール等をご用意しております。
出演者とお話もできます。


2013/12/27

オペラ座の怪人~ケン・ヒル版

昨日の夜まで時間との戦いで、寝る時間どころか
お風呂に入る時間もなかったという、私には珍しい
アリ期でした。

運動不足で体力なくて、寝不足続くとあとがダメ。
だるくてたまらない。

そんな中、「オペラ座の怪人」ケン・ヒル版を見に行く。

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アンドリュー・ロイド・ウェーバー版を見慣れちゃった目からすれば
相当に地味。
原作に忠実。
極めて人間くさい。

(ネタバレですが)
怪人が全員の前で自殺しておしまいって……。
そんなぁ!

それに。これはコメディだったのか!?というくらい
笑わせるポイントが多いのも驚いた。

1991年から怪人役を務めるピーター・ストレイカーの歌声は
今まで聞いた誰よりセクシーだった。
ただし……
お歳のせいか、ルックスの方は微妙……。
それをいうなら、ヒロインのクリスティーン役、御曹司のラウルはじめ
見た目には全然こだわってないキャスティング。(失礼)

曲は、ビゼーやモーツァルトのオペラ曲に歌詞を載せて
歌い上げるのは上品。
ま、どうしても、あのジャ~ンジャジャジャジャーンは聞きたく
なっちゃうんだけど。

しかし、寝不足で舞台に行くもんじゃない。
クリスティーンが怪人の仮面をはがす瞬間、
爆睡してました。
あーあ。

驚いたのは、アフターショーがついていて、
幕が降りた後、着替えたピーターが登場し、ノリノリで
2曲歌ったこと。
その後のCD販売とサイン会のためらしいけど、
スターなのに、プロモーション熱心なのね。

作品のファンとしていえば、怪人役は俳優ふくめ
もうちょっとミステリアスでいてほしい。


ミュージカルの中では「オペラ座の怪人」が無性に好き。
が、よーくストーリーを考えてみれば、
ヘンタイのストーカー野郎だよね?といえないこともない。
ってか、ずばりそう。
だからこそ、作品の構成とか演出によって美しい愛の
物語になるかどうかが大きく分かれるのだなと
改めて思った。


2013/01/29

エル・グレコ展

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上野の東京都美術館で開催中のエル・グレコ展の内覧会に
当選しまして。

ごった返さずに話題の美術展を観ることができるのは貴重なので
出掛けてみました。

原稿抱えているのでちょっとドキドキ……
家にいたからといって捗るもんでもないけど、
いざ遊びに行くとなると思い切れない小心者。

久しぶりに行った上野公園は工事も終わってすっきり。
動物園が休みのせいか、なんだか広々。

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浅学で、エル・グレコという人はてっきりスペイン人かと思っていたら
イタリア生れなのだそう。
小さな島で生れ、ローマ等を経てスペインへ。

絵自体は宗教画で、聖書をよく知っていれば、そのストーリーが
描かれていてたいそう楽しめたのだ思うのですが、
ああ。ホントに無知ってイヤ!

エル・グレコは「見えないものを描く」ことができる画家として
の評価が高いそう。

今の映像でいえば、「イメージシーン」に当たるような情景
をふわっと浮き上がるように描き出していて、
それが400年前に描かれたのかと思うと、そのいきいきした
人物像とともに興味深い。

帰り道。
銀座の伊東屋に寄って、〈人前で使っても恥ずかしくない
3色ボールペン〉(笑)を探す。
これが、意外とない。

今使っているのは、何年か前に使っていたほぼ日手帳に
ついてきたボールペンですっっっごく書きやすくて、かつ
茶色いボディがまずまずなのだけど、いいトシした大人なんだし
ちょっとカッコいいのがほしいなあと。

目星だけつけて帰宅。

結構いい気分転換でした。


2012/10/19

横溝正史展

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中学生の頃、横溝正史の小説が大好きだった。
あのおどろおどろしいイラストのついた黒い縁の角川文庫。
ずらりと持っていて、買うたびに裏表紙に水色の万年筆で自分
の名前を書いていた。
引越しを重ねるうちに今はもう一冊も残ってないけど。

芸術的な殺し方に血の因縁。
とぼけた探偵に名推理。
そりゃあもうワクワクしたもんです。

今朝の新聞に二松学舎大学で横溝正史の生原稿や遺品を展示していると
知って、会議前のひととき雨の九段下へ。

オフィスビルみたいなキャンパスの奥まった一角にある資料展示室。
意外にも客は私ひとり。

几帳面な字で書かれた貴重な生原稿の数々。
あの名シーンがこんなふうに書かれていたのね~と感慨深い。
昔はワープロなんか使わずに矢印で引っ張って書き込みしたり
原稿用紙を切り貼りしたり。
それでも全く修正した痕跡のないページもあって、
書き出す時にはもう文章が頭の中で完璧にできていたのだろうな
というのが窺える。


金田一シリーズの映画のポスターやら台本やらもたくさんあって楽しい。
映画の脚本によく名前のある久里子亭が市川崑監督のペンネームだった
とかってそういえば昔聞いたことがあったなあと思い出す。
クリスティの大ファンだったそうで。

江戸川乱歩がその才能に惚れ込んで19歳の横溝を東京に呼び寄せた
とか、乱歩が死んだ時にはその遺体にすがって「なんで死んだんだ!」
と泣いたとか、貴重なエピソードも知る事ができた。

陰惨な殺人事件にどうしてあんなにドキドキわくわくしたのか。
それは今でもちっとも変わらないのだけれど。
お化け屋敷に踏み込むように、あれもまた一種の夢の世界だったの
かもしれない。


2011/08/05

幽霊画

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幽霊画見てきました@谷中の全生庵。

基本的に幽霊を見たことのある人が描いているわけでは
ないと思うので、画家それぞれの思う「幽霊」になっている。

いるよね、こーゆーガリガリの人……というような幽霊もいれば、
こりゃあとり憑かれてもいいわな、と思うような美女あり。

足がないのが多いです。(当たり前?)

私はやっぱり円山応挙のが好きかな。
スッと足元が消え入るような描き方。
思わずヒュードロドロ……という例の鳴り物のSEが
欲しくなる感じ。

全部で50点ぐらい所蔵されているとかで、
代わり番こに展示されているので、
3年続けていけば全部見られるとのこと。

今月いっぱいやってます。
今度の週末は落語の催しもあるとか。
おススメです。


2009/09/13

「さよならノーチラス号」

劇団キャラメルボックスの「さよならノーチラス号」を観てきました。
脚本・演出 成井豊

新宿のサザンシアターって初めてだったけど、キレイで観やすい。

お話は12歳の男の子のひと夏の物語。
いい話でした。

真柴あずきさんにご案内いただいて席を用意してもらったのだけど、
関係者席はさすがにグッド♪ラッキー。

真柴さんは、初対面の時が酔っぱらいだったので、なぜかいつも酔っぱらってるイメージ(失礼)
だったけど、今回は母親役で、あ~女優さんなんだ~と違う意味でもカンゲキ。

キャラメルボックスは今後映画館で舞台映像を上映するという試みをするそうです。

2006/10/22

大英博物館ミイラと古代エジプト展

Mummyワタクシ、前世はエジプト人だったかもしれません。
というのも、子供の頃からエジプトのミイラ発掘関連の話に多大な興味があり、ツタンカーメン発掘秘話なんて目を輝かせて読みふけったものでした。

大人になって初めてロンドンに行った時も真っ先に出かけたのは大英博物館!

ですから、今回の「大英博物館ミイラと古代エジプト展」は夏から早々とチケットを予約しておりました。

なぜなら、今回の展示では紀元前800年のミイラをCTスキャンして、3D映像が見られるんですっ!
で、行ってきました。
スケジュールはキツキツの1日で、3時間しか寝てないし、こっちがミイラになりそうな(すいません。そんなに痩せてません)日でしたが、エイッ!と。

いやあ、おもしろかった!
ミイラの身体の中を旅するわけですよ。この人が40代のまだ若い神官だったとか、包帯の間に置かれたスカラベ他多数のお守りなんかも全部見えるんです。

おかしかったのは、この写真でもわかるけど、頭に乗っかっている帽子みたいなお皿。
これってミイラに塗りたくる松ヤニの受け皿なんだけど、ミイラ職人が置き忘れて、そのままくっついてはがれなくなっちゃったから、そのまま包帯巻いちゃった!んですって。
いつの時代にもそそっかしい人はいたようで。

でも、知らなくて意外にもショックだったのは、19世紀頃のヨーロッパでは、なんと「ミイラの包帯を剥がすショー」なるものがはやっていたということ。
これの再現映像があって、結構ショッキング。
だって無神経にもミイラからベリベリ包帯剥がして、みんなで遺体を見て「キャ~」って言い合うんですよ。
悪趣味。
ってか、死者を冒涜してる。

今はこんなふうにCTスキャニング技術が発達したおかげでミイラを傷つけずに様々なことがわかるようになってよかった。

展示物は大英博物館をさんざん見てきた私にはかなり物足りなかったです。やっぱり目玉は来てないし。
ミイラも本体は来日してません。
猫や魚のミイラはありましたけどね。

古代エジプト人は死んでも必ず再生すると信じていたわけで、その死生観がなんとも興味深く、今抱えている仕事の1つに大きく通じるものがあって、思い切って出かけてよかったです。

興味ある方はぜひどうぞ。
国立科学博物館で来年の2月18日までやってます。

2006/02/24

「百物語」第二十三夜

白石加代子「百物語」シリーズの第23夜を観て(聞いて)きました@亀有りりおホール。

足立区から引っ越しても、りりおホールの会員でありつづけているのは、ひとえにこの「百物語」のチケットを優先予約でゲットするためだけです。
かれこれ10年になるでしょうか。
もう80話を超えたそうです。

今回の作品は1本目が朱川湊人『栞の恋』。
昭和40年代の商店街が舞台で、衣装は赤いセーターにチェックのスカート、ソックスにサンダル履きという酒屋の23歳の娘さんの設定です。
白石さんが演じるとホントに23歳に見えちゃうからすごい。

かわいらしく、そしてラストがとてもせつないお話でした。
よかった。

2本目は夢枕貘の陰陽師シリーズより『首』。
衣装はガラリと変わって、この新作のために新調したという着物。
話の内容に見事にリンクしてました。

私は最前列のど真ん中の席で、手を伸ばせば届きそうなほど近く。
着物の前面には薄紫の地に描かれた草原に黒い蝶が一匹飛んでいる図柄だったのですが、その下にチラチラ見え隠れするある絵……これが気になって仕方なかった。
それは雨ざらしになったドクロ。

『首』は文字通り打ち首になった生首が肉を求めて飛び交うというおどろおどろしい話。
クライマックスでは、裾をサッとさばいてドクロを見せる趣向。
迫力でした。
が、ドクロの図柄というのは実は魔よけなんだそうで。

白石さんの朗読を聞きながら、私の頭の中では、安倍晴明が鮮やかにその端麗でクールな姿で浮かび上がってきていました。ああ。ため息。

2本とも堪能した夜でした。

2005/09/07

一龍斎貞水 立体怪談

先日の日記にもちょっと書きましたが、毎年恒例の夏舞台、一龍斎貞水さんの講談を聞きにいってきました。

今年は、前座が落語家の春風亭柏枝さん。

そして、講談は「立体怪談~江島家騒動~」。
ストーリーとしてはきわめてシンプル。

江島屋の番頭が今でいう千葉の田舎へ商いで行った時、雪に降られて一軒の家で一夜の宿を請うと、そこには痩せこけた老婆が一人住んでいて、夜中になると、何やらブツブツ言いながら、婚礼衣装らしき布を火にくべ、藁人形に五寸釘を打っている。

わけを聞けば、娘が1カ月ほど前、利根川に身を投げて死んだという。それも婚礼の日に。
庄屋に見初められ、嫁ぐことになったものの、貧しい家なので満足な婚礼衣装が買えず江戸の古着屋で買い求めたが、それは火災でいぶされた土蔵にしまわれていたものを安く買いたたき、糊づけして新品に見せかけたものだった。
あいにく婚礼の道中、雨が降り花嫁はびしょ濡れになってしまった。
すっかりショウが抜けた(これって樟か?性?)衣装はまさに婚礼の宴の席で腰から下の部分がすっぽりと落ちてしまったのだった。
娘は恥ずかしさのあまり、家を飛び出し、そのまま川に身を投げた。

やれ憎らしや、悪徳商売人、ということで、衣装を売りつけた古着屋を呪いつつ、緩慢な死を待っている母。
「もし、その商家はなんという……?」
「江島屋でございます」

というわけで、まさに「それってウチじゃん」と慌てた番頭。
江戸に帰ったものの、恐ろしくて主人に話せず。
が、1年後、再び悪徳商法で使おうと衣装をこっそり運び出そうとした雨の夜、番頭は狂って主人の眼を火箸で突き刺したのだった……あの母親の藁人形のように。

てなお話し。
去年やその前に比べると話がシンプルなのだけど、舞台はいつもより凝っていたようだ。
立体怪談というのは、高座にかなり飾り込みがあり、最後はお弟子さんの幽霊が舞台から客席に降りてきてキャ~という趣向。

で、貞水さん。今年50周年を迎える大ベテラン。
12月にはジャズダンスとのコラボレーションの舞台もあるし、その前にはヨーロッパ公演まで控えているという。
今年はガンの手術をされたばかりだというのに、声に張りがあるし、それになにより「色気」がある。
私は3列目の真ん中だったので、まさに目が合う状態で話されていて、正直ドキドキしてしまった。

「男は知性」というのが私の信条なので、年齢に関係なく、ああいいな~とポッとしてしまった(*^o^*)

12月の舞台が楽しみ。

2005/08/06

プーケット……海

_222旅行記録第二弾です。

ダイビングへ。港から船に乗り込みます。
乗客は我々日本人2名とスペイン語を話す家族が3人、ドイツ人が2人。
私は3年前にPADIのOpen Waterをとったものの、なんと潜るのは2年ぶり。
しかも、ボートダイブは初めて。
前回潜った時は耳抜きがうまくできなくて、苦しくて仕方なかった記憶があるので、始める前から心臓バクバクでした。
チョー初心者だとタイ人のインストラクターには話してあったので、彼が私と、私の同行者はドイツ人の女性とバディを組むことに。

ちなみにこの画像は、ダイビングをする我々3人以外の乗客が半日遊ぶために降ろされた無人島です。
白い砂浜に青い海がキレイでした。

で、海の中。
ダイビングは全然苦しくなくて、大成功。
ただし、10メートルくらいでそれ以上潜行しようとすると止められました。

水温が28度とかなり高いので、プランクトンが多くて透明度はイマイチ。
ただ、海の中はやっぱり気持ちがいいです。
あの浮遊感は胎内記憶につながるんでしょうか。
海の中にいると、地上の細かい悩み事なんてどーでもよくなってくるんですよね。

それでも私は海に対して畏怖の気持ちの方が強いんですけど。
いや、たくさんの人が眠っているから、とかそういうことではなくて、いつもどこの海でも感じることです。

不思議で仕方ないのは、あれほどの津波で地上のありとあらゆるものが引っ張り込まれたのに、その残骸が全く見当たらないこと。
海は何ごともなかったように美しいままで、あれだけの人や物は一体どこに行ってしまったんでしょう。
これが大自然ってやつなんでしょうか……。