年をとること
老いは誰にも平等にやってきます。
なあんてことを自分ごととして考えるトシになってきました。
1人の老人と息子夫婦のルポルタージュみたいな小説。
たぶんどこの家庭にもありそうな認知症の始まった父が起こすさまざまなトラブルと家族の苛立ち。
なにがすごいって、途中にインサートされている、だんだんと自分がわからなくなっていく父の日記。
最初は理路整然としていたのに、最後は文章になっていない。
それがもう妙にリアルで。
「アルジャーノンに花束を」をちょっと思い出しました。
我が家は子供もいないので、自分のことは自分で。
とにかく元気でいないと。
ダンスをするのは、昔は現実逃避や楽しみのためだったけれど、今はそれにプラスして、絶対的なアンチエイジング。
アンチエイジングって、年齢に逆らうみたいで潔くない言葉だけど、まあ気分には合ってる。
ダンスをしていていいなと思うのは、ステップを追っている時には、余計なことを考えない。
あの複雑な動きを覚えること、音楽に合わせること、異性(私の場合は息子ほど若い先生)とのコミュニケーション。
若返らないワケがない。
……というのを命題に?言い訳に?
明日は発表会です。