書籍・雑誌

2020/06/08

北欧ミステリーが面白い

数年前から北欧ミステリーにはまっています。

↑はデンマークのユッシ・エズラ・オールソンの「特捜部Q」シリーズの最新刊。(といっても出版は2年前ですが)

これはシリーズ7冊目。

映像化も4作目まで出ていて、Amazonプライムでレンタルできます。

ネットのレンタル、手軽でいいんだけど、48時間限定がちょっと面倒くさいです。

北欧ミステリーのおもしろさは、1つには、雄大な自然が背景であること。

小説の場合はややわかりづらいですが、映像化されたものを見るとつくづく思います。

WOWOWでやっていた「凍てつく楽園」シリーズなんかも、スウェーデンの本当に美しい場所で生活している人たち

を見ると、これこそ本当の豊かさでは!?と思ってしまいます。

映画が大ヒットした「ミレニアム」シリーズも今2作目をオーディブルで聴いていますが、夢中になります。

人間模様は、社会的な背景や文化の違いはあれど、普遍的で違和感はありません。

しいていえば、アメリカの科学捜査ものが大好きな私から見れば、警察の捜査がマヌケ過ぎて

やきもきすることでしょうか。

簡単に犯人を取り逃がしたり、被害者の自宅やオフィスを全然調べなかったり(笑)

 

「特捜部Q」シリーズは,いわゆる単純な犯人探しではなく、むしろ犯人や犯行は読者に先に

見せてしまって、主人公がどう真実や解決にたどり着くか?という手法になっています。

なんにせよキャラクターがよくできているというのがおもしろさの基本。

これは東西変わりません。勉強になります。

2020/05/28

「首都感染」タイムリーすぎる小説

本当はブックレビューは読了してからアップするべきなのですが、この小説は冒頭から
あまりにも「今」に即して、リアル過ぎる描写の連続に早くご紹介したくなりました。

 

刊行されたのは、今から10年前。

 

新型インフルエンザ、中国から発生、航空機乗り入れ制限、帰国者をホテルに隔離する、
PCR検査……などなど、今まさに毎日のように耳にする単語があふれています。

 

私はまだ26%しか読み終わってないのですが(Kindleなので表示が出る)、ドキドキします。
ちなみに本日現在の世界の感染者数は548万人、死亡者35万人。
重症化率は20%弱?
致死率は2%までいってないですよね。
でも、この小説に出てくる新型インフルエンザは、致死率60%なんです。
症状も激烈で、エボラ出血熱並。
こ、こわ過ぎる。。。

 

私が読んでいる冒頭から4分の1では、まだ日本に入ってきたかな、ぐらいのところですが、
この先どうなるのかドキドキします。

 

それにしても、著者の先見の明に感服。

 

海外に行く時などは、その土地が舞台になっている小説を選んでもっていったりしますが、
この作品はまさに今起きていることがリアルで、ページをめくる手(性格には画面をタッチする手ですが)
が止まらなくなります。
興味を持った方はぜひぜひご一読を!

2019/08/31

ノベライズ「そして、生きる」「セミオトコ」

9月11日発売です!

 

10月9日発売です!

2019/06/24

舞台「魍魎の匣」

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京極夏彦ファンを公言している私ですが(ま、その割に全部読んでるわけでは

ないという体たらく……)、一番好きな百鬼夜行シリーズの中の「魍魎の匣」

が舞台になり、早速観てきました。

弁当箱と表される1000ページを超える原作をどうまとめるんだろうと

思っていたのですが、目まぐるしく変わるシーンなのに全く混乱せず、

舞台背面に浮かび上がるテロップとあいまって、とてもわかりやすく面白く

飽きずにノンストップの2時間でした。

終わった後、明らかに橘ケンチ(はまり役って感じです)ファンであろう、

原作を読んでいないに違いない女子が「あ~おもしろかった~!」と

言ってました。

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これは京極先生のお花。渋い色合いです。

初日には京極先生もいらしていたとか。

やっぱり黒手袋はされていたそうです。

 

終演後すぐに出演者のNさんと同じビルの一階で打合せがてら

ご飯を食べに行ったら、さっきまで舞台を観ていたであろう

若い女の子たちが驚いた顔をしていたのが面白かった。

顔が売れている人はもはや慣れきっちゃってなんとも思ってない

みたいでしたが。

 

積ん読小説山ほどあるんですが、十数年前に読んだシリーズが読みたくなり

再びポチりました。(当時の本はもうブックオフ……)

「あなたはこの本を2007年に買っています」と出たけど、

今度は電子書籍で。

2019/04/14

続きが気になる!

最近の読書はもっぱらオーディブルとキンドルなのですが、キンドルも音声読み上げにして

外出時にイヤホンで聞いてます。

そんな中で、ダウンロードしてあったままほったらかしの本をようやく読了(聴了?)

したのがこちら。

「明暗」夏目漱石著

 

おもしろかった~~!

昔の作品だし、文豪だし……なんてなんとなく敬遠していたのだけど、

なんとも俗っぽい!

イライラするほど自己中な主人公が昔の彼女に会いに温泉に行ったところで

漱石先生絶命!嗚呼!そこで終わるか!?

続きが読みたいと切望した読者は数しれず……だったのでしょう。

果敢に挑戦された方もいました。

「続明暗」(水村香苗著)

こちらは未読です。いずれ読んでみるつもりです。

でも!

やっぱり漱石先生に最後まで書いてほしかった~。無理だけど。

 

誰もが知る文豪小説も意外と身近な作品が多いので、

連休中読書三昧したい方にはおススメです。(明暗はもやもやするけど!)

 

読書三昧といえば、ふと「一人で温泉へ行って読書三昧した~~~い!」

と思ってしまいました。思っただけで、実現はできませんが。

でも、女一人で静かな宿なんかに行ったら、自殺と間違えられる?と思って

検索したら、今は「おひとりさまプラン」が山のようにあるんですねー。

これなら怪しまれることはないかも。

そのうちやってみたいです。温泉+ご馳走+読書三昧ひとり旅!

 

 

2019/03/03

おもしろかった!

話題の新刊だし、業界の大先輩内館牧子さんの著書だしと手にとった一冊。
めちゃくちゃ面白かった!
タイトルは刺激的だけど、後期高齢者にこそ読んでほしくて、
読み終わってすぐ母に送りました。

歳を重ねれば重ねるほど、見た目はもともとの造作じゃなくて
いかに手をかけるかで違ってくるんですよねえ(ため息)
ここんとこ体調悪かったのと、仕事が進まなかったので、全然
外に出なかったら、あっという間にウエストが行方不明です。とほほ。


2018/12/12

ノベライズ「雪の華」

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12月27日 映画「雪の華」のノベイラズが発売になります。

9月に取材に行ったのは、フィンランドのレヴィ、ヘルシンキでした。
(やっと言える……)

お話をいただき、台本を読んだ瞬間、「これ、行かなきゃ絶対書けない」
と思いました。
まだ編集が終わったばかりの出来立てホヤホヤの映画を見せてもらった
のが8月だったかな。
観ても、やっぱりムリ、と。

とにかくレヴィとヘルシンキに行こう!と決め、いろいろ調べて決めた
旅行代理店がフィンツアーさんでした。
フィンツアーさんは偶然にも映画の協賛会社。
おまけに撮影時にも現地でいろいろ手配されていたそうで、私の望む
ことを何から何までわかってくださって、レヴィの観光局の方に1日
アテンドの手配までしていただき、本当に助かりました。

ヘルシンキで1日アテンドしてくださったのは、「かもめ食堂」の
アソシエイトプロデューサーを務めた方で、すべてのロケ地を案内して
いただき、フィンランドの人や習慣について学ばせてもらいました。

私の日頃の行いが悪いのか?
残念ながらオーロラは見ることができませんでしたが。
でも、物語の中の美雪と悠輔が歩いたところは全部見ました。
ノベライズといっても、映画に登場するシーンだけではありません。
シーンとシーンの間をつなぐエピソードをオリジナルで創っています。
なので、映画に登場しない、小説版だけのキャラクターも出てきます。
レヴィ、ヘルシンキの見どころもたくさん盛り込んでいます。

そして、期限つきのせつない恋の行方。
いろんな楽しみ方ができるのではないかと思います。

来年はフィンランドとの国交100周年だとか。
映画もノベイラズもたくさんの方に楽しんでいただけますように。


2018/05/29

サイコパス

ベストセラーというのは、情報が自然と耳に入ってきて、ついつい読まなくてもいいや
となりがちです。
この本もそんな一冊。

読むと聞くとじゃ大違い。
目からウロコの連続でした。

サイコパスというと、連続殺人犯などを思い浮かべがちですが、実際は
人口の1~4%もいるというのです。
100人いたら少なくとも2人や3人はいる。
それも程度問題もあるので、この人なんで人の痛みがわからないんだろう、
とか、なんで嘘ばっかりつくんだろう、という人に出会ったことは誰しも
あるはず。

過去には、織田信長なんかはそうだったんじゃないかとか、トランプ大統領など
は間違いなくそうだろう、なんてこともあるらしいです。

私も経験あり。
なんと冷たい人だろう、なんでこんなひどいことができるんだろう、という人に
つかまっちゃったことがあるのですが、脳の器質が原因だとすると
(詳しくは本を読まれたし)
妙に納得。
そして、対処法としては、そもそも本人が異常だとか治したいなどと
思わないのだから、逃げる!一択なのです。
なるほどなあ。

いろんな人がいる、価値観もいろいろ、そして脳のつくりもいろいろ
そんなことを知るだけでも勉強になります。

2017/11/25

ノベライズ「8年越しの花嫁」

12月に公開になる映画に先立ち、本日発売となりました。

「ひよっこ」の時は、決められたページ数にシナリオのすべてを収めることはできず、
泣く泣くカットしたエピソードがたくさんありましたが、今回は映画シナリオにない
オリジナルのエピソードをたくさん書くことができました。

偶然にも、このお話は、「奇跡体験!アンビリバボー」でも取り上げ、私が台本
を書いた、というご縁もあり、中原ご夫妻には個人的に勝手に親近感を
感じていました。(お目にかかったことはないですが)
ノベライズも書くことができたのは光栄でした。

眠り続ける恋人を待つこと。
一体どれだけの人ができるでしょう。
でも、中原尚志さんは全く何の疑いもなくひたすら麻衣さんを支えて
いました。
それを簡単に「愛があるから」なんて言っちゃうのは、軽すぎるんじゃないか、
そう思えるほどでした。

読んだ人、映画を見た人が、それぞれの自分だったら?と考えて
いただけたらなと思います。


映画ともどもよろしくお願いします。

2017/10/15

集中力ということ

集中力が欲しい、集中力さえあれば……
そのことがもうずっと強迫観念のようになっていた気がする。
思い余って催眠療法に行ったことすらある。

ところが。
そういう思いこそが、実は集中するためのノーミソづくりから遠ざかって
いたのだと、最近知った。

集中力が欲しい!と思えば思うほど、脳は「私にはないないない!」とインプットし
コンプレックスを増すばかりだからだ。

それに、今年に入って出席してみた集中力セミナーや何冊かの本で、実は
集中力(=フロー状態)をつくるのは、別に根性とか性格とか関係なく、
ある程度テクニックなのだ、ということを知った。
テクニックなら、能力は関係ないと気持ちが楽になった。

以来、実践している。

それでも、最近ずっとここに書いているように、忙しいと頻発するミス。
これは防げずにいた。

そんな時出た本。

新刊記念講演も申し込んであったので、出掛けてみた。

すっっっごくタメになった。
(ファンが大半だったようで、著者個人に関するクイズには引いたが)

そうかー、そうだったのか!
目からウコロの数々。

ミスの原因は大きく4つ。
1 集中力の低下
2 ワーキングメモリの低下
3 脳疲労
4 脳の老化

つまり1~4全部。
つまりは自分のノーミソのキャパを超えていろんなことをやっていた
ということ。

特に最近の忘れ物の原因はインプットのしすぎだと気づいた。
Audibleを使うようになってたから、一歩外に出る時にはイヤホンで
朗読を聞いていたけど、これはせっかく歩きながらボーッと考え事を
まとめたり整理したりする機会を奪っていたのだ。

まず何か聞きながら歩くのを完全にではないがやめてみた。
スマホでニュースやコラムなどを読むのを最低限にしてみた。

まずはこんなところから。
確かに違う。
他にもいろんなテクニックがあるので、気になる人にはおススメの一冊。


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