映画・テレビ

2019/06/19

映画「家族にサルーテ!」

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仕事柄マスコミ試写はいろいろご案内いただきますが、これは純粋に新聞の一読者として

応募したら当たっちゃった試写会。

サブタイトルは「イスキア島は大騒動」

大人のためのイタリアン・コメディというので、ゲラゲラ笑うつもりでいったら、

とんでもない。

シュールだった!

小さな島に住む成功した老夫婦の結婚50周年に集まった親戚一同。

日本の感覚でいうと、佐渡島くらいの距離なんですかね。

セレモニーと食事会が終わって嵐で船が出なくなってしまったことから2泊も

延泊しなければいけなくなったことで、さまざまな人間模様が描き出され……というお話。

情熱的なイタリア人のことだから、不倫だの男女関係のもろもろがトラブルのほとんど

なんだけど、とにかく激しい。

「誰が私を愛してくれるの!」「もっと愛してよ!」

と叫ぶ女たち。すごいなー。

それ、はっきり言っちゃうんだ~という数々。

離婚した元嫁が招待されていたり、金欠に悩む甥っ子が臨月の嫁を連れてきて

いたりするので、とにかく人間関係が錯綜する。

キャラクター1人1人がよくできているから、シーンが目まぐるしく変わっても

わかるし、飽きない。

日本人に共通する気質もあれば、これは違うよなーと思うところあり、おススメです。

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試写会特典で、なぜかジローラモさんのトークショーがついてました。

 

 

2019/06/05

ハマッた!ドラマ「埋もれる殺意」シリーズ

WOWOWの宣伝がなんとなく気になって、録画しておいたドラマを観ました。
ハマった!なにこれ、すごく面白い!
「埋もれる殺意」シリーズ。

 

たまたま第3シリーズ「18年後の慟哭」から観てしまったのですが、
独立しているので問題なし。
あまりのおもしろさに第1シリーズ「39年目の真実」をAmazonプライムで、
第2シリーズ「26年の沈黙」をdTV(このためだけに入会。無料期間終わったら解約予定)
で探し出して観ました。

 

いずれもロンドン警視庁の女性警部を主人公に、古い白骨遺体が見つかるところから
始まるのですが、被害者とその家族が判明し、当時の人間関係を掘り起こしていく、
というパターンは同じ。
長い時間を経て、その頃の関係者が今をどう生きているかがわかり、捜査がもたらす
古い記憶で現在の人間関係がきしみ始め……
派手なトリックや科学捜査があるわけではなく、ひたすら人間関係。
容疑者は当然ジジババになってたりすることが多いのですが、人物の作り込みが深いので
錯綜するいくつものサブプロットが入り乱れても全く気にならない。いや、むしろそこがおもしろい。
重厚な画面なのに、シーンの切り替えが小気味いいくらい早いので、映像がとてもスタイリッシュ。
イギリスのやや暗めの街、濃い緑の田舎など風景もまた楽しめます。
昨今活躍しているドローンによる撮影で、例えば、ロンドンから被害者が住んでいた田舎町
に向かう捜査車両が吊り橋を渡っていくところなど、「そっちの世界」に入っていくことを
暗示しているであろう画面構成もすばらしいです。

 

原題は「UNFORGOTTEN」。
「埋もれる殺意」もわかりやすいですけどね。

2019/04/23

おススメ映画

試写状はかなり前にもらっていたのに、どうにもスケジュールが合わない

というか、銀座まで行くのがなかなかできずにいたらついに最終日。

会議が早く終わったら帰りに寄ろう。18時に終われば、18時半からの

上映に間に合うなー。しめしめ。17時半に終わったぞ。

18時過ぎに東劇到着。余裕じゃん!本屋のぞいちゃおう。

そろそろ行くか。……と、試写室に行ってみたら、受付閉まってる。

あれ?今日はやらないの?でも、試写室から音がする。

え!? 試写状を改めて見ると18時からだった!ひーん。始まってる!

どうしよう。頭15分欠けて観るのやだなあ。でも、ここまで来てるし……

でも、思い切ってこっそり入りました。

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「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」

おもしろかった!すごいよかった。

笑って泣けるステキな作品でした。

倍賞さんと藤さんの夫婦が、本当に近所にいそうな、すごく自然で

こういうことって、この年代の夫婦にはあるんだろうなと思わせられます。

チビという黒猫が重要な役どころなんですが、何匹用意してたんだろ。

すごく上手な女優猫さんでした。

今度プロデューサーに聞いてみよう。

欠けてしまった頭15分は、改めてちゃんと観たいと思います。

こういう派手じゃない作品がちゃんとつくられるなら、日本の映画界も

まだまだ大丈夫と思いました。

大作ばっかりが映画じゃないですからね。

2019/03/09

映画「グリーンブック」

日々なんだかバタバタしていると、わざわざ観に行こうとはしないけれど、
人に誘われたら、行ってみるか、という映画がこれでした。
アカデミー賞作品賞受賞「グリーンブック

すごくよかった!!!

黒人差別、バディもの、ロードムービー、くらいのキーワード程度の知識で
観に行きましたが、中だるみもなく、本当に面白かった。

監督のインタビューがどこかに載っていて、深刻な問題を軽く(コメディタッチ)
描いていいのかという批判も受けたが、自分にはこんなふうに描くことしか
できなかったし、その中で何かを受け止めてほしい、みたいなことでしたが、
私は描き方はどうあれ、ちゃんと伝わるべきものは伝わるもんだと思いました。
重たい作風より、とっつきやすいのがいい。

戦後、ついこないだといってもいい頃にあったすさまじい差別。
もちろんそれは今も完全にはなくなっていなくて。

なにより実在の人物の物語だというのは、この場合、より効いていた気がします。
主人公の二人が本当に親友になり、生涯にわたって友情を育んだという
のがなんとも胸打たれる。

そして、思ったのは、天才はいつだって孤独なんだなあ、ということ。
おススメです。

2019/02/13

明日はバレンタインデー

明日はバレンタインデーです。
日本独自の女の子から男の子へチョコをプレゼントという製菓会社に
踊らされ、本来の意味など知ってる人なんて一体何人いるんだ!?
というイベントですが、一喜一憂する人もいるんでしょうね。
私も昔は……(後略

明日の奇跡体験!アンビリバボーはバレタンイン2時間スペシャルでございます。

私はラストのコーナー、第二次世界大戦末期に出会った恋人たちの初恋と
その悲しい別れ、その後に待っていた奇跡の出来事を書きました。

自分の中ではとっくに死滅してしまった「きゅん」ですけど、仕事上の需要は
結構あるのです。そのたびに発掘作業が必要になります。

……って、時間が全然ないのです。まずいよまずいよ。
今抱えている仕事は、とてつもなく難しくて……。
時間があっても進まない。
もうドキドキしてます。
でも、今日はこれから舞台を観にいきます。(え!?)

2019/02/10

日米アルドル考

WOWOWで放送中の新アメリカン・アイドルがおもしろいです。

現在放送はベスト3から優勝者発表のラスト1回を残すのみ。
といっても、私は結果を知りたくて我慢できず、とっくに優勝者は知って
しまっていたのですが。

とにかく挑戦者たちがみんな個性的。
見た目とか全然こだわらない、学校ではいじめられてます、というコが
勝ち進むにつれてどんどんキレイになっていくのを見るのは楽しかった。
ベスト10ぐらいまでいくと、作詞作曲+楽器の演奏ができる人ばかり
が残るようになったり、実力の有無と個性がくっきり。

アメリカのリアリティショーは本当におもしろい。
「プロジェクト・ランウェイ」なんかもそうだけど、勝ち進んで精神的に疲れて
きた頃に家族にサプライズで会わせるという趣向がもれなくある。
ベスト3までいくと、プライベートジェットにリムジンで地元でライブですよ!
それも何万人も動員して。
アメリカ人が家族や地元愛を重要視しているのがよくわかる。

アメリカン・アイドルは歌手のオーディション番組ですが、挑戦者の動機は
まちまち。
もちろん心から歌が好きで、というのは同じだけど、中には幼い子供や
病気の親を抱えて、なんとしても一発当てたい!という切実な人もいます。
こういう人も強いのだけど、勝ち進んでくると、その必死さが裏目に出る。
自分を表現したい、とか、たくさんの人に感動を与えたいみたいな前向きな
動機と比べると、どこか切実すぎて、見ててつらくなるんですよねえ。

もう1つ、日本と全然違うなと思ったのは、自分の性的志向や恋人、結婚の
有無を前面に押し出すってこと。
18歳で恋人がすべてです!と言い切ったイケメン男子は、いいのか!?と
こっちが心配になったほど。
あとレズビアンで、妻は軍人です、とか、ニューハーフとしてステージに立つ
けど、思い切って男の姿も見せ、かつ婚約者も出したり。
これっていいなあと思いました。

恋愛厳禁なんて言われている日本のアイドルのなんと不自由なことよ。
彼らだってプライベートはあるんだから、ファンの気持ちはわからないでは
ないけど、私生活が幸せでこそパフォーマンスが上がるってこともあるでしょう。

そして、この番組は審査員がまたステキ。
大御所ライオネル・リッチー、ポップスの女王ケイティ・ペリー、
カントリー歌手として有名(知らなかったけど)なルーク・ブライアン。
彼らの素顔もかいま見られて面白かった。
特にプロとして音楽的なアドバイスはカッコいいな~とか、
反面、孤高のスターとしての寂しさがチラリと見えたりすることもあって。

この番組が最終回を迎えたら、しばらく心踊らされるリアリティショーは
見られない。早く次が始まってほしいです。

2019/02/05

映画「ヴィクトリア女王~最期の秘密」

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しばらく間があいてしまいました。

ちょっと前に観に行った映画です。

ヴィクトリア女王って、聞いたことあるけど、どんな人かわからない……。
慌ててググりました。
なるほどー。
過去にもっと若い時代の侍従との恋愛沙汰が映画になってる人なんだ。
そんな程度の知識で観に行ったのですが、よかったです。とても。

ジュディ・ディンチがとても魅力的でした。
権力の頂点にいる人は、決して自由ではないし、孤独なんだなあと
思わせられる。
史実とはちょっと違うようですが、最近見つかった日記によって
はっきりした実在の人物がインド人の若者だそうです。

国籍も身分も年齢も超えて絆というのは結べるものだと。
映像美とともに一見の価値ありです。

2018/08/02

本日のアンビリバボー

当日のお知らせでナンですが……
私も新聞のテレビ面見るまで忘れてました。

本日放送の奇跡体験!アンビリバボー。
後半の感動コーナー担当しました。

もしもはるか昔に出会った男性から手紙が届いたら?
しかも、それが暗号だったら?

それだけでもミステリーなのですが、当然ながら実話ですし、
ドラマチックな人生っていつ誰の身に起きても不思議じゃない。
そして、一歩を踏み出すことが大事なのだと思わせてくれます。

どうぞご覧ください。

2018/07/19

そういえば「万引き家族」を観た

ホントしつこくて申し訳ないですが、咽頭炎は一進一退です。
昼から夜にかけては、痛みも腫れもなく、まあしいていえばちょっとだるいかな、
くらいですが、朝は菌が繁殖するとかで痛いし、腫れ上がって化膿している、
というありさま。
もーっ、いつまで続くんでしょ。

で、タイトルの話。
もう1カ月くらい前になりますが、「万引き家族」を観てきました。
カンヌの威力は大きいのでしょうね、ハデな話ではないのに、
あの動員数は。

すごくよく練られた映画でした。
登場人物ひとりひとりに深い人生があり、けれどそれをあえて説明しない。
切り口だけがぶつけ合わされているカンジ。

あー、映画ってこれでいいんだよな、と思いました。
説明がなくても、観客は十分に想像力を働かせ推察する。
セリフが極端にない人物でも、ふとした表情ひとつで全部伝わってくる。

劇場から出てロビーへ降りていく途中で20代の女性が
「○○って、△△の妹ってこと?」
「あの名前は○○の名前?」
などとわかりにくかったところを語り合っていました。
「そうそう」「いや、そこはそうじゃなく」と口出ししたかった(笑)
実際人間関係と名前が入り組んでいて(そこがよく考えられている)
私も帰ってから人間関係図をつくって頭の整理をしたくらい
結構難解なところがあるのです。
そこに人生の深さがあるんですけどね。

でも、その二人の会話がフッと途切れたあとで、
「なんか心にしみるいい映画だったね」
「うん」
と言っていたのが、なんだかすごく嬉しかったです。
たぶんそれは私も映画を創る側にいる人間としての
応援みたいに聞こえたからなのでしょう。

2018/06/12

ドラマ「僕とシッポと神楽坂」

情報解禁になりました。

テレビ朝日・金曜ナイトドラマ「僕とシッポと神楽坂」

10月期なので、大分先ですが。

第3話と第5話を担当しました。
今週クランクイン。
梅雨時ではありますが、収録がうまくいきますように。

原作はもうシリーズが始まって25年にもなるそうです。
心あたたまるステキな物語です。
ぜひぜひまずはコミックを読んでいただきたいです。

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