最後のお別れ
偶然にもTさんが亡くなった翌日は全体会議。
冒頭でプロデューサーから経緯の説明と黙祷。
コロナ禍で葬儀は他府県のご実家でご家族だけでということになり、
夜ご自宅で最後のお別れができることになりました。
結婚式でも弔問でも、なんらかのイベント事でいつも思うのは、
「テレビ関係者って段取りめちゃめちゃうまい」
ということ。
生放送を時間カッキリに始めてカッキリに終わらせる仕事が日常茶飯事なので、手際がいいのです。
ご自宅の一室で故人と対面。
密にならないように、時間をずらして伺って、他の人は外で待ちます。
私みたいな年寄り(ADさんから見て)は先に入れてくれます。
一人か二人ずつ、お部屋へ。
ドライアイスで寒いので、暖かくしてきてくださいという注意もあらかじめメールでいただいています。
Tさん、いい仕事いっぱいしてきたよね。いつかまた一緒に仕事しようね。
ありがとう。
そんなことこんなことを話しかけさせてもらいました。
つい最近も台本のやりとりをしたばかり。(諸事情でOAには至らなかったけど)
今にも電話がかかってきそうな気がする。
新宿より向こうにはあまり土地勘がなくて、行く時にはかなり迷いました。
特にGoogleマップ!
こいつのおかげで外国でも一人旅ができるようになったけど、融通がきかない!
確かに住所まで連れていってくれるけど、塀の向こうじゃん!この塀越えられないじゃん!
ちゃんと入り口まで誘導してよ!
ふだん繁華街の近くに住んでいるものだから、静まり返った住宅街をたった一人で歩いていたら、なんだか異次元に迷い込んだような錯覚を覚えてしまいました。
ああ。今日もいい天気だな。
悔いのないように生きねば。
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