志望者の年齢が……
またまた別なシナリオ新人コンクールの審査をしています。
とりあえずエンドマークまで書き上げた人だけが応募できるわけですから、それだけでもよくやった!とまずは第一関門突破です。
しかーし。
受賞できるのは1本限り。
大半は一次予選を通過できずに消えていくわけで、その関門になるのが私の審査なのですから、おろそかには読めません。
昨年は多くの人たちが思わぬ時間ができたせいか、志望者が増えている?ような気がします。
中には人生一発逆転!みたいなつもりで応募してくる人もいるかも。
そのせいか、妙に応募者の年齢層が高い気がしてなりません。
以前は50歳オーバーの人ってほとんど見なかったけど、今年は多いのなんのって。
むしろ20代が少ない。
私に割り当てられたのがたまたまなのかもしれないけど。
正直、小説よりシナリオは高齢者に優しい世界ではありません。
もちろん定年がないのだから、需要がある限り書き続けることはできますが、新人が最初に組むのは若手ディレクター。
30代そこそこの人が多い。
そうなると、求められるものも若い感性が必要になるし、最近多くなってきたネット関連に関しても、視聴者が若いのだから、書き手も若い方がいい、と思われることがしばしばです。
もちろんそれがすべてじゃないですけどね。
でも、構成作家はもっとシビアかな。
ちょっと前には35歳定年説まであったくらいですから。
おもしろいものが書けるなら、本当は年齢なんて関係ないはずですけど。
むしろ歴史小説なんかだと、50じゃ若手と言われるそうです。
業界年齢なんてもんはあるのかも。
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