もう一度言って
よくドラマを見ていると、
「え?もう一度言って」
というセリフが出てきます。
なんだか不自然だなあと自分で書いたことはなかったのですが、自分が言いました。
ディレクターからかかってきた電話。
てっきり仕事の件だと思って、新年の挨拶などしたら……
「Tさんが亡くなりました」
え……もう一度言ってください。
耳を疑って、聞いたことが理解できなくて、出てきた言葉。
ああ、そうか。人は驚き過ぎると本当にそうなるんだ、と。
もう20年以上一緒に仕事してきた人でした。
奇しくも誕生日が一緒。たしか私より1つ下だったか。
どんな事故に遭っても絶対に生き延びる。
「俺、死なない気がするんだよね」
と、うそぶいていたのに……。
なんだか信じられなくて呆然としつつこれを書いています。
大動脈乖離だったそうです。
人ごとじゃない……。
ご家族はスマホのロックが解除できなくて、唯一奥様が知っていたディレクターからあちこちに
連絡を回したとか。
顔認証は確かに開けられなくなってしまう。
人ごとじゃない。
ロックなんてかけたくないけど、スイカを入れていると、ロックかけざるを得なくて。
いざというときのためにどこかに書いておかないといけないのかもしれません。
きっと本人は亡くなったことすら自覚できてないんだろうな。
死後の世界なんて随分番組で取り上げたから、きっと取材気分で自分で自分を見下ろして
いるんじゃないんだろうか。
同年代にご冥福をという台詞を言うのはつらすぎます。
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