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2020/06/17

ああもどかしい:物語における携帯電話

今Audibleで「ミレニアム3」の下巻を聴いています。

ご存じ北欧ミステリーの大ヒットシリーズ。

聴いてると(たぶん読んでいても)ドキドキハラハラし過ぎて、一気に聴けなくて途中で

止めて、しばらく時間おいたりしてます。

今は突然登場の脇役、でもとっても魅力的なキャラが窮地に陥るシーン。

よりによって朝からとある人物と連絡をとろうとかけ続けたせいで、肝心のところでスマホの

充電がなくなるのです。もーっ!

おかげでズタボロになっちゃうわけですが……。

しかも、主人公がこれまたいちいち電源切るんですよ。

そりゃ、人と会ってる時とか、ブルブルですら失礼になるし集中を欠くからわかるんだけど、

渦中にいる時くらい頻繁に見ろ!といいたくなる……時点ですでにスマホに支配されてるんですかね。

でも、そこはたぶん日本人と北欧の中年以上の違いもあるかも。

 

携帯電話が普及したおかげで物語の世界では、すれ違い(大昔の「君の名は」みたいな)が

つくりづらくなったと言われます。それはホント。

だから、電波が入らなかったり、電池切れだったりと無理やり設定するわけですが、窮地に陥らせる

ためというのがわかり過ぎてしまうところも難しい。

今後はどこに行ったとか誰と接触したなんてことまでアプリで管理できるようになってきます。

そうなるとますます便利なようで管理されすぎた社会になる。

物語の枷は今後違う方向に向かう気がします。

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