サプライズ考
今週放送されたアンビリで私が担当したのは、「結婚14年目になる夫婦がウエディング写真だけの
つもりだった妻に夫がサプライズで結婚式をやった」というものでした。
結婚にまつわるサプライズ、賛否両論あって、うまくいくと今回の放送みたいに最高に幸せなことに
なるのですが、失敗すると結婚どころか破局、なんて話もよく聞きますよねえ。
私もこのネタを聞いた時には、結婚式なんていう一番女性が輝きたいものを夫が勝手に企画して
いいのか?これっていい話?と思ったのですが、よくよく聞いてみると、苦労の連続で結婚式どころでは
なく、ようやく余裕が出てきて、写真だけでも結婚式場で撮るか、となった時、奥様がステキな式場ねと
言った、その一言で決意されたそうです。
そして、もし本人に結婚式やろうと言っても、絶対に拒否するのがわかっていた、ということでした。
で、奥様を祝福してくれる友達や親戚を中心に集まってもらった、ということなんですね。
もちろん親しいご家族やご友人がいてサポートはバッチリ。
それに、一番問題になる衣装も撮影前提でご本人が選んだものなのでノープロブレム!
結果的にご本人が自分で企画してもこうなっただろうという結婚式ができたわけです。
インタビューで奥様が語ってくれたように、「サプライズは決してお勧めではないけど、信頼関係が
あればこそ」というのは本当だと思います。
今回組んだディレクターはまだ若くて独身なので、「間違っても自分の好みで指輪買ってきてプロポーズ
とかダメだからね」とよーく言い聞かせました笑
もしやりたいなら、ダイヤだけ先に選んで石でプロポーズするか、仮留めした指輪をつくってやるか。
その後、彼女が好きなデザインに仕立てればいいわけです。
あとフラッシュモブのサプライズプロポーズなんかも、彼女がドン引きってよく聞きますよね。
相手を喜ばせたいというのがサプライズの根本ですが、気持ちがあるのに空回りするのは悲しい。
そして、相手のことを本当によくわかっている人がやると、今回ご紹介したご夫婦みたいにステキな
サプライズができるのだと思います。
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