一気見しちゃうリアリティショー
私の大好きなアメリカのリアリティショー「Project Runway」シリーズ。
最近新作が始まったのですが、MCが変わっちゃったんですよね。
MCの スーパーモデル、ハイジ・クラムとメンターのティム・ガンがいなくなっちゃった。
どうしたのかと思っていたら、こんなところにいました↓
Amazonが全面的なスポンサーになってたんですね。
やることは「プロジェクト~」と同じ。
ただし、あちらがほぼ素人のデザイナー志望者中心なのに対して、「Making the Cut」はすでにブランドを持っていて
ショップを経営し、著名人をクライアントに持っていたり、ファッションウィークでショーをしたことのあるデザイナー
を募集ではなく、スカウトしたみたい。
賞金の額も桁違いの100万ドルとAmazon全面タイアップ。
1話ごとに優勝者の服はすぐにAmazonで売られます。
今見てみたら、途中まですでに販売されていて、日本でもまだ売り切れにならずに買えるものもあります。
すごいなー。
リアリティショーはなんでこんなにワクワクするんでしょう。
たぶんみんな夢を持っていて必死だから。
おもろかったのは、みんなすでにある程度の実績があるデザイナーばかりだから、冒険しなくなってデキがイマイチで
審査員にこっぴどく指摘され、一晩で残り物の生地だけで挑戦的な服をつくれ!という指示が出る回があったのです。
特に崖っぷちの評価をされた挑戦者が2人いたのだけど、この2人が対照的で。
1人はすぐに部屋に帰って黙々とデザイン画を描き始めるわけです。
「こんなときに酒飲んでるようじゃね」と言った次のシーンではワハハと酒盛りしている数人が……!
その中にもう1人の厳しい評価をされた人物も。しかし、勝ったのは後者。
ストイックにがんばればいいってもんでもないというのが、クリエイターの厳しい現実なんだなあと。
そして、番組の意向としては、世界的デザイナーを誕生させるということなので、デザインだけでなく
縫製の指示(ちなみに「プロジェクト・ランウェイ」と違って自分で縫わず縫製に出します)から
事業計画まで、ただデザインができればいいというものではなく、ビジネス展開まで見通せる目がないと
ダメだということ。
今世界的ブランドになっているものって、すでに名前を冠したデザイナーが全部自分でデザインしている
わけじゃないものもあるわけで、細々とした身近な製品などにまで目をやれば、ブランド力のすごさと
いうのもわかります。(誰でも持ってるブランドのハンカチやスリッバなどがいい例)
服だけじゃなく、バッグからアクセサリーまですべてプロデュース。
すごい額のビジネス展開まで考えていくんですね。
いやあ勉強になりました。
審査員の中で印象的だったのは、かつて日本のCMにも出ていたスーパーモデルのナオミ・キャンベル。
厳しいのだけど、発言は的確で、情もあってすごくよかった。
ホントにおもしろいので、リアリティショー好きの人にはおススメです。
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