読書は耳から
「本は1年に3冊しか読みません」
受講生にそう聞いた時には倒れそうになりました。
イマドキの22歳はそんなもんなのでしょうが。
いやいや、仮にも作家を目指すのに、それはまずい。
とても独得の感性を持っている子だから、絶対に書くことでプロになれると
思っているので、とにかく読め、いや、読まなくてもいいから、聴け、とアドバイス。
読書は耳から。それでもいいと思うのです。
インプットなしにアウトプットはあり得ない。
そんなことを言っておいたら、次の授業では、ちゃんとAudibleを入れました~と。
さらに最近ではYou Tubeでも朗読サイトがあります。
これなら無料で聴ける。(文芸協会公式なので、著作権はOKらしい)
確かに紙の本で読むのが一番だけど、それが難しいなら電子書籍、それも面倒なら朗読。
今はいろいろな媒体があるのだから、とにかく物語をたくさん採り入れてほしい。
私自身が耳から読書をするようになって、アイデア出しがラクになったので、
つくづくおススメです。
今聴いているのは「国宝」(吉田修一著)
これは歌舞伎界の話なので、ナレーター尾上菊之助さんで聴くと臨場感があって
むしろ文字で読むより鮮やかに物語が脳裏に浮かびます。
« chickenとchecken | トップページ | しあわせな時間 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ブログ引っ越しました(2021.01.22)
- コロナ禍で仕事する(2021.01.17)
- また一人……(2021.01.14)
- 歯医者に行ってみた(2021.01.12)
- 歯が痛い 顔が痛い(2021.01.11)