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2019/11/06

親心

今から20年以上前(もうそんななのかと、我ながら愕然)、脚本家になりたいと

勉強していた頃、親からは「脚本家?そんな夢見てるヒマがあったらとっとと

子供……(後略」と言われていました。

モノ書きなんて怪しげな商売だし、そもそもなれるかどうかもわからないものに

仕事と家庭生活以外の時間を遣うなんて、と思うのもわからないではないですが。

で。月日が流れて、デビューが決まり、ぽつりぽつりとオンエア作品が世に出る

ようになると、あんなに反対していたのに、父親がテレビ雑誌を買って私のドラマの

記事をコピーして親戚に配っていたのです。いや、びっくり。

その後も、ドラマや映画の中身よりも、名前がクレジットされることの方が嬉しかった

らしく、「名前出てたな」と。(中を見ろ!)

このスタッフロールに流れるクレジット、デビュー前はひとつの夢でしたが、

実際に出るようになると、まあ慣れます。(今もレギュラー番組では毎週流れてますし)

同業の友人たちの名前を発見しても、「あ、元気でやってるんだ」「あ、これってあの人っぽい」

などと思うものです。

ところが、これが、教え子となると違う。

デビューを果たした受講生や、脚本を勉強しに来ているテレビスタッフがそのOA作品

を知らせてくれて見たり聴いたり(ラジオ)すると、ジーンとしちゃうんですね。

あー、頑張ってるね~と。まさに親心。もしや父の気持ちはこれだったのか?

と、今になって思います。

 

翻って。ダンス競技会を応援していて、一次予選、二次予選……最終予選、準決勝と

進んでいく中に先生たちの名前を発見する時のドキドキも全く同じ。

あ~残ってた~~~、とか、あ~あ、落ちちゃったかーとか。

これが親心ってもんなんでしょうかね。

 

 

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