電話を使わなくなった
11日発売。私の手元に現物が届きました。
今回の出版社であるTWO VIRGINSさんは、編集者さんとの相性もよく
また表紙デザインまで意見を聞いてくれたりして、とても気持ちよくお仕事できました。
今回2冊本をつくるにあたって、担当編集さんと会ったのは初回の顔合わせのみ。
あとは全部メールのやりとりです。
文字だけですが、仲間というか、並走者というか、そういう意識はしっかり。
それは今まで仕事をした、書籍・映像関係変わりなく皆に共通し言えます。
電話が嫌いなので、メールやSNSで進められるようになったのはホントありがたいです。
もちろんface to faceのよさは大事さはわかるし、急ぎの時や細かいニュアンスは
直接話さないと、ということも多いですが、連絡事項や原稿のやりとり、直しなどが
文字情報で置き換えられるようになったのはいいと思います。
あとから読み返せるし。
そんなネット社会ですが、すごーーく年配のプロデューサーで、もうリタイアされた
のですが、いまだによく連絡をくれて、資料を送ってくれるHさんという方がます。
この方は、結局いまだにメールができない。(覚える気ゼロ)
なので、資料のやりとりは郵送!急ぎではないお礼状なんかも全部手書きで出してます。
テレビ雑誌や新聞に私や私の同じ事務所の作家が載ってたよというだけで切り抜いて
コピーを3枚とか送ってくださるのです。(恐らく関係者に配ってあげなさいという親心)
たぶんネットでも同じ記事があるという発想はないのでしょう。
その手間隙と郵送料を考えただけでも申し訳ない!
で、この方が、世間話(といってもドラマや企画の思いつき)で電話をくれちゃうんですよねえ。
いや、いいんですけど……
こちらも会議中だったり、執筆中でノッてたりすることもあるわけで。
でも、出ないといつまたかかってくるかと思うし、目上の方だと思うと、無視もできない。
10分ぐらいはおしゃべりに付き合います。
人の体温を感じられる交流という意味では、対面に勝るものはないし、電話でのニュアンスも
また大事。
だけど、知ってる人からしか電話がかかってこない現代の若者が会社で電話を取れない、
という気持ちもちょっとわかります。
この先、連絡手段はどう変わっていくんでしょうね。
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