ネット社会と風通し
ネットに上げたものは、世界中に拡散し、自分ではコントロールできなく
なるものだ、ということをわかっているようでわかっていない人が多い
昨今です。
若い人たちはたぶん物心ついた時には、もうネットで友達とつながる
のが当たり前になっていて、その外に果てしない世界が広がっている
という感覚が逆に欠如しているんでしょうね。
おばさん世代から見ると、いつ別れるかもしれない恋人とのラブラブ写真
とかよく出すな?と思ってしまう。
実際過去の書き込みを発掘されて縁談が壊れたとか聞きますし。
私たちの世代(というか仲間内?)は、万一顔出しの画像を出す時には
「いい?」と聞いてくれます。
仕事が綱渡り状態で参加していたり、逆に有名人だからそこにいることが
バレるとまずいとか、理由はさまざまですが。
だから、最近のバカッター騒ぎに代表されるようなあまりにも軽率な
ネット利用が本当に心配になるわけです。
特に心が痛くなるのは、やらかしちゃった彼らのその後です。
名前、住所、家族、学校全部さらされて、損害賠償も請求されて、
きっとその後の進路は狂ってしまう。
怖くて外に出られなくなって、引きこもりになった若者もいると
聞きます。
軽はずみないたらずらで一生が狂ってしまうって……。
自業自得とはいえ、その代償はあまりにも大きいです。
反面、風通しがよくなった部分もあるので、ネット=悪ではもちろんないわけです。
私が細々と続けている社交ダンスの世界でも、先生や生徒が発信することで、
いいことも悪いことも表に出るようになり始め、その動きが加速しているのが
ツイッターやブログを眺めているだけでわかります。
狭い業界の人ほど、悪気はなく無邪気にやらかす。
これは若者のいたずらと構図は一緒なのかもしれません。
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