お盆とか
世の中はお盆休みで、都内は人も少なくなんとなく雰囲気がのんびり
してる今日この頃。
が、私はフツウに仕事してます。
会議も打合せも〆切も特に関係なし。
今年はウチの猫アランの新盆。
新盆って「しんぼん」「にいぼん」「あらぼん」と、地方によって読み方が違うらしい
けど、私は「にいぼん」と発音します。
何度も書いてますが……
ウチの母の実家のお盆は子供の頃に何度も経験しました。
13日のまだ暗くなる前に提灯を持ってお墓に迎えに行き、
よっこらしょとご先祖様をおんぶして、
縁側に降ろして足を洗っていただく。
お送りは遅い方がよいからというので15日の夜に提灯を持って
お墓まで。
帰りはついてきてはいけない、というので消すのがルール。
お盆中は仏壇の中がなんだか騒がしいような気がして
子供心に怖かったもんです。
なにせ帰りを待つべき肉親もまだいなかったから。
今は祖父母や伯父伯母、叔父、そして父にアランと
結構面識のあるアッチ側の人も多いけど、その割りに墓参りすら
母と弟に任せきりの不精者ですが。
ネコは心の中で「おかえり~」といってみた。(薄情)
皆さん、そこらにふわふわと魂となって帰ってきてるんですかね。
でも、これって仏教だけのシステムだからなぁ。
他の宗教や無宗教の人はどうなんだ……と思うと、
結局生きてる人のためにある行事のような気もする。
★
今日は終戦記念日。
70年ってきっと長いようで短いのだと思う。
先日日航ジャンボ機墜落から30年と報道されていたけど、記憶は鮮明だもの。
語り継がなければ……ということに反対する人はいないと思うけど……、
最近原爆資料館の蝋人形が生々しすぎるから撤去とか、
「はだしのゲン」が子供には刺激が強すぎるから図書館に置かない、
なんて報道を聞いて、ひっくり返るほど驚いたことがあった。
だって、現実はこんなもんじゃなかったに決まってるし、
もっと刺激的な映画やゲームもあるのに、と。
でも、最近ある戦争映画に出演した若い女優さんのインタビューを読んでて
なるほどと思った。
小学生の時、戦争体験者の語りを聞いて、あまりの悲惨さに引いてしまった
と。
話だけでトラウマになるほどショックだったらしい。
つまりそこに現実と作り物の違いがあるのかもしれない。
私だって広島シナハンに行った時には、ぐったりしたし、
例えは全然違うけど、動物虐待のニュースを見聞きすると吐き気がするほど
ゾっとしてチャンネルを変えてしまう。
それでもね。やっぱり語り継いでいくことはやめてはいけないと思うのですよ。
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