父の領収書
ふと本棚を見たら、持っていることすら忘れていた未読の本が目についた。
ちょうど最近読んでみたいと思ってた折原一作品。
自分で買った覚えはなく、開いてみたら領収証が入っていた。
そうか。父の本棚から持ってきたものなのか。
父は読書家で亡くなった時は本棚に何重にも重なった本を
まとめてブックオフに持っていくのに苦労した。
そして、本は必ず単行本で読む主義だった。
記録のために買った時の領収証を挟み込むクセがあった。
折原作品は読んだことがないから、たぶん自分から進んで持ってきたのではなく
父におもしろいからと勧められて持ち帰ったのだと思う。
領収証は2002年1月12日午後12時50分。
亡くなる4カ月前の昼休みだったのだろう。
とっくに文庫が出ている作品だけれど、せっかくだからこのまま読もうと
思う。
そして、たぶんこれは売り飛ばせない。
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