オペラ座の怪人~ケン・ヒル版
昨日の夜まで時間との戦いで、寝る時間どころか
お風呂に入る時間もなかったという、私には珍しい
アリ期でした。
運動不足で体力なくて、寝不足続くとあとがダメ。
だるくてたまらない。
そんな中、「オペラ座の怪人」ケン・ヒル版を見に行く。
アンドリュー・ロイド・ウェーバー版を見慣れちゃった目からすれば
相当に地味。
原作に忠実。
極めて人間くさい。
(ネタバレですが)
怪人が全員の前で自殺しておしまいって……。
そんなぁ!
それに。これはコメディだったのか!?というくらい
笑わせるポイントが多いのも驚いた。
1991年から怪人役を務めるピーター・ストレイカーの歌声は
今まで聞いた誰よりセクシーだった。
ただし……
お歳のせいか、ルックスの方は微妙……。
それをいうなら、ヒロインのクリスティーン役、御曹司のラウルはじめ
見た目には全然こだわってないキャスティング。(失礼)
曲は、ビゼーやモーツァルトのオペラ曲に歌詞を載せて
歌い上げるのは上品。
ま、どうしても、あのジャ~ンジャジャジャジャーンは聞きたく
なっちゃうんだけど。
しかし、寝不足で舞台に行くもんじゃない。
クリスティーンが怪人の仮面をはがす瞬間、
爆睡してました。
あーあ。
驚いたのは、アフターショーがついていて、
幕が降りた後、着替えたピーターが登場し、ノリノリで
2曲歌ったこと。
その後のCD販売とサイン会のためらしいけど、
スターなのに、プロモーション熱心なのね。
作品のファンとしていえば、怪人役は俳優ふくめ
もうちょっとミステリアスでいてほしい。
ミュージカルの中では「オペラ座の怪人」が無性に好き。
が、よーくストーリーを考えてみれば、
ヘンタイのストーカー野郎だよね?といえないこともない。
ってか、ずばりそう。
だからこそ、作品の構成とか演出によって美しい愛の
物語になるかどうかが大きく分かれるのだなと
改めて思った。
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