あれから
あれから2年。
直接被災した人は、時の流れに早いも遅いもなくて
ただ時間が止まったままの人も多いんだろうな。
改めて被害の大きさに息をのむ。
福島は、いずれ骨を埋める覚悟をした場所でした。
20年の間に何度も通った海辺の町は変わり果て、
誰ということもないけど、魚を買ったお店のおばちゃんおじちゃんも
無事ではないでしょう。
震災のほんの4カ月前に永遠に彼の地の人と縁が切れ、
もう訪ねることもない場所になりました。、
それでも大学時代の友人の家が流されたり、
母の知人の女性は18人もの親戚家族を一遍に亡くしたと
聞いたり、ちょっとここには書けないような後日談を聞いたり
報道とは違った形で生々しく耳に入ってきます。
ただただ手を合わせるしかありません。
2年前の今頃、帰宅難民になって、都内を彷徨ってました。
関西や海外の友達が電話をくれたり、
家まで来てくれる人がいたり、
独りじゃないってありがたいなと想いを強くしました。
あれから、外出する時には携帯の充電がいっぱいじゃないと
不安です。
でも、ウチの猫たちの半分は、あの日の後に生れた子たち
です。
ノーテンキです。
そして、私は、うっかり電話に出たら、原稿の催促で……
こうして日々は淡々と紡がれていくのです。
合掌……
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