体罰
体罰問題。
誤解を招きそうだし、すごく乱暴な言い方だけれど、
体罰とセクハラは似ている気がする。
どちらも相手とやり方次第で、愛情表現にもなれば
犯罪にもなるところ。
体罰。ちょっとだけ経験がある。
高校時代、剣道部だった。
稽古そのものが、壁にたたきつけられたり、床に転がされたり、
防具がついてないところを打たれたりで、
いつもアザだらけだった。
それとは別に、確か掃除が行き届いてない、
とかなんかそんな理由で、面をつけてないのに顧問に
竹刀で叩かれた。
その時のレギュラー全員一緒に。
あまりの痛みに数日間は髪も梳かせないほどだった。
たぶんあれは今だったら問題になるレベルだろう。
でも、当時は自分たちも悪いしと反省もしたし、
特に顧問への恐怖もなければ恨みもなかった。
弟が柔道部で、やはり顧問にたたかれて耳が聞こえなく
なったことがあった。一時的にだけど。
その時謝りに来た顧問の先生に父は言った。
「手を上げることが悪いとは思わない。
ただ、『愛情』持ってやってください」
愛があって、相思相愛ならセクハラととられないことと
同じかも、と思うのはその時のことがあるからだ。
愛情持って手を上げる、これは実はとても高度な技術が
必要だと思う。
なぜなら暴力は振るう者をエスカレートさせるから。
だから、基本全面的に体罰はNGなのだ。
NGにしておかなければダメなのだ。
人が人を導くことは難しい
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