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2012/07/16

いじめ

報道を鵜呑みにする気はないのだけど、
知りたいと思うのは、いわゆる「加害者」といわれる
いじめる側の子たちの心情だ。
それも相手が死んでしまうほど追い詰めたとわかったあとの。

周囲に流されて悪魔になろうとしているのか、
そうでもしなけりゃ自分が保てないほど何らかの理由があって
そうなってしまっているのか、
本当は死ぬほど後悔しているけど今さらポーズを崩せないのか。
本当に悪いことをしたとはこれっぽっちも思っていないのか。
とても気になる。
どうして人が人にそこまでひどいことができるようになるのか。

昔むかしいじめられっ子になりかけたことがある。

中学の時、千葉の中学から地方の中学に転校した。
そこにはいわゆるいじめられる側の女の子がいて、
その子と私は顔だちがそっくりだった。
彼女は〈仲間〉と思ってくれたようで、
なんとなく好意を感じた。

遠慮のない田舎の男子中学生たちはいじめられる
対象が増えた、ぐらいに思ったらしい。
屈んで何かをしていた時に思いっきり蹴られた。
びっくりして何が起こったのかわからなかった。
なぜ何もしてない相手から攻撃されるのか?
相手はヘヘッと笑ってバカにしたような顔をしただけだった。

とはいえ、当時は現代のいじめに比べたら、
陰湿さはなく、嫌な言葉をかけたりこづいたりする程度の
ものだった。

けど、すごく嫌だった。
悔しいし悲しかった。

幸いにして私はそのままいじめられ続けることはなかった。
転校して最初のテストで学年で1位になったからだ。
田舎の中学の授業と都市部ではとっくに習ったことを
のんびり教えていた。
千葉の学校じゃクラスで上位3分の1に入るかどうかだったけど、
田舎ではそれなりに賢い子になれた。
それから、生徒会にも立候補していわゆる目立つグループのコ
たちと仲良くなったというのもあっただろう。

私にそっくりないじめられやすい女の子とは
ほとんど口をきかないまま卒業した。
いきなり蹴ってきた男の子とは
フツウにしゃべるくらいになった。
今はもう恨みはないけど、ズキンとした心の痛みの方は
今でも忘れられない。

そんな程度の経験でいじめられる側の気持ちも
いじめる側の気持ちもわかるなんて到底いえない。
でも。
でも、若いいのちにはどうか生き延びてほしいと思う。

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