あったかい
最近の葬儀は生前のスナップショットをデジタルフォトフレームにして
待ち時間に流すサービスがあって、
これはいいんだけど、結構クる。
すぐそこに横たわる故人はもう二度と笑うことも歩くこともない
のだから。
イマドキ70代前半では「若すぎる」という気がしてしまう。
余命を告げられた時から3カ月以上も頑張って、新しい年を
迎えてすぐの死。
実は、ガンだということは本人知っていたのだけれど
余命わずかだということは告知しなかった。
もちろん家族の判断。
夫、娘、息子、孫たちに囲まれた闘病と逝去は
私には絶対に望めないものだから、
まだまだ長生きしてほしかったと思う反面、
うらやましくもある。
帰ってきたら、猫たちがわらわらと駆け寄ってくる。
抱き上げるとあったかい。
これが生きてるということだ。
死は嫌でも生を際立たせる。
普段忘れている当たり前すぎることに気づかせてくれる。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ブログ引っ越しました(2021.01.22)
- コロナ禍で仕事する(2021.01.17)
- また一人……(2021.01.14)
- 歯医者に行ってみた(2021.01.12)
- 歯が痛い 顔が痛い(2021.01.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント