大先輩
昨日はツイッターのTLが市川森一さんの訃報に
関する言葉で埋めつくされてました。
同業者、なんていうのもおこがましい大先輩。
「花の乱」は脚本家なんて職業があることすら知らないうちから
珍しくハマった大河ドラマだったし、
日本映画で好きな映画はなに?と聞かれれば必ず挙げるのは
今でも「異人たちとの夏」だし、
CBCの単発ドラマで忘れられない「幽婚」……
挙げればキリがない。
市川さんの初期の頃の作品のウルトラマン系のものは残念ながら
拝見してないのですが、この世とあの世を結ぶ世界のドラマに
ものすごく魅かれてた。
どういう死生観をお持ちだったのか。
市川さんには一度だけお目にかかったことがある。
講演会形式のイベントの構成を頼まれて、その中の1つのゲスト講師で
いらしたのだった。
私はまだライターとしては駆け出しの頃だった。
ハリウッドの三幕構成って知らなかったんだけど、
自分の作品を分析したらそうなってたんだよね~とおっしゃっていたのが
印象的で。
とても紳士で優しくて。
「蝶々さん」はまだHDDの中。
心して拝見しよう。
もっともっと市川脚本作品を見たかったなあ。
心からご冥福を祈ります。
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コメント
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市川作品は僕ら世代には、気づかずとも、とても大きな足跡を残しているんでしょうね……謹んでご冥福をお祈りします(合掌)
投稿: ikken | 2011/12/11 09:01
ikkenさん
そうですね。脚本家という職業はそれほどポビュラーだとは
思えないのですが、その作品の数々のファンの多さが
市川さんの功績の大きさを物語っている気がします。
惜しい方が消えてしまいましたね。
投稿: KEI | 2011/12/11 09:49