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2011年4月

2011/04/29

椎名さんと町田さんの間で東野さんの下w

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講談社の担当編集のNさんからメール。

「蝶を抱く」が講談社のロビーに展示していただけてるとのこと。
「椎名誠さんと町田康さんの間で、上段は東野圭吾さんですよ!!」
だそうで。
光栄です。

去年の夏、まだ企画が通るかどうかわからない打合せの時、
そのケースの前を通って「ここに本が並ぶようにがんばりましょう」
といったのが実現したと思うと感慨深いなあ。
最初にテレビの画面に自分の名前を見つけた時みたいな感じ、かな。


世間はGWなるものに突入。
まったく全然これっぽっちも関係ないですが。

震度3ぐらいの余震では打合せ中誰も動じない。
ごくごく当たり前のように仕事の話が進んでいく。
慣れってこわい。

2011/04/26

江ノ島

本の出版に当たりまして、たくさんのお祝いの声、
また購入してくださった方、わざわざ感想をお寄せくださった方々
本当にありがとうございました。

小説はこれからも長い目で挑戦していきたいと思ってます。
シナリオとは全く違うものですが、書いたものがそのまま読む人の
目に触れるという意味で緊張もしますが、その分ダイレクトに伝わる
醍醐味があると思ってます。

Photo
さて。忙中閑無理やりつくって江ノ島。

なまじ近いからいつでも行けると思っていて、全く機会がなかったところ。
子供の頃に行った記憶があるようなないような……。

これは内陸側からの景色。
エスカレーターか徒歩で上って、坂を降りて、外海側に出ると、
それはそれはワイルドな景色が!

岩屋なるものがあって、洞窟みたいな感じで奥へ奥へ
とつながっている。
途中ロウソクを懐中電灯がわりに渡されたりして……
なかなか神秘的!

ちょっとした異空間体験が楽しめます。

やっぱり海はいいなあ。
改めてそう思う反面、津波の恐ろしさを
同時に考えちゃうけど。

間もなくGWだけど、当分休みはとれそうもなく。
たまに隙間時間を見つけて癒しを探して
こようと思ってる。


2011/04/22

小説が発売になりました

蝶を抱く蝶を抱く
国井 桂

講談社 2011-04-22
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昨年の夏に企画を通していただいて書き下ろした 小説が発売になりました。

本来なら年明けすぐに出るはずが、私の遅筆ゆえ震災後という
タイミングになってしまって。
今世の中の人が物語に求める気分とはそぐわないムードの
作品かもしれませんが。

内容は私のプライベートを知る人なら、
ああ、あそこら辺は実話ね~とわかるかも(笑)

やっぱり離婚というのは多かれ少なかれそれまでの
価値観を変えるものなので、架空のお話に落し込んで
自分なりに整理したかったのです。
それをさせてもらえたのは本当にラッキーでありがたいこと。
辛抱づよく待ってて下さった講談社の担当編集Nさんには
感謝。

そして……ふだんだったらたぶん思いをはせることすら
なかったであろうこと。

この本をつくるために紙を調達する苦労、
工場まで運ぶトラックの燃料の入手困難、
印刷所の計画停電……
そんなこんなを乗り越えて形にしてもらったということ。
感謝。

あ。Amazonでは思い切り「官能小説」と謳ってますが
そう思って書いてませんから~。
で、官能小説を期待して読んでいただくほどエロくないです!
念のため!

2011/04/20

散歩道

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引っ越してきて1年以上にもなるのに、知らなかったこの散歩道。
全然キレイな川でもなんでもないけど、水辺を歩くのは悪くない。
ま、今はいつ襲いかかってくるかわかんない、という不安はありつつも。

久しぶりに時間との勝負みたいな仕事に追われてる。
映画も小説も、わりかし気長に待っててくれる現場ばかりだったので
〆切までタイトな上に、翌日打合せ、さらに直しは翌日、みたいな
スケジュールが新鮮だ。(ヤケ)

原稿出したら電話かかってくるまでが勝負!
それまでに整体に行ってほぐしておく。
さて。次の〆切は明朝……


2011/04/15

“その時”の気持ち

ドラマや映画を書いていると、登場人物がそのときどう思ったか?
何を考えどう行動するのか?
ということが最も重要になるわけですが……

実際には意外と頭で考えたのとは違うことが多い。
昨夜放送された「奇跡体験!アンビリバボー」では、
ハドソン川に不時着、見事全員生還したUAエア1549便
のお話を取り上げた。(私が担当ではありませんが)

素人考えでは、きっと機長は不時着を決めた時には
家族の顔がちらついたんだろー……とか
上客たちを全員守らねば……とか
考えたんじゃないか、と思ってた。

たぶんドラマにするならそんな気持ちの変遷を描いたかも
しれない。

ところが、実際に本人に聞いてみると、
家族のことも乗客たちのことも
チラリとも考えなかった、と。

とにかく目の前の任務のことだけ。

乗客たちもパニックになるかと思いきや、みんな異様に
静かな中、それぞれに遺書を書いたり、家族に電話を
かけたりしていた、と。

聞けば当たり前だけど、もしドラマや映画のシナリオに
しようとしたら、やたらドラマチックに盛り上げようと
してしまいがちな場面。

ひるがえって。まさにドラマを描く時。
殺されようとする被害者は最後に何を思うのか?
こればっかりは聞くわけにもいかないし、ケースにもよるだろう。

リアルに考えれば考えるほどわからない。
もちろん「らしく」見えればいいのだとは思うけど。


疲れ過ぎなのか、風邪の前兆なのか?
わからないけど、とてつもなくだるい。
カラダが重たい。。(え。実力?)

今日は会議だけど、この分だと行けないかも。
もうちょっと様子見て考えよう。ゲホゲホ。(仮病ではありません)

2011/04/14

救援物資

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仙台の弟一家にちょっとした救援物資を送った中に
ガンプラを入れた。
退屈しきっている8歳の甥っこのために。

それが完成しましたという報告メール。
後ろに写っているのは、シャム猫のみーちゃん。
顔真っ黒……

絶賛ハードスケジュール中。
忙しいのはかえってだらだらしなくていいんだけど、
のりしろのような時間が発生してしまうのが
もったいなくて。

仕事と仕事の合間に気がつくとボーッとしている。
ネットサーフィンしていたり、
だらだらと日記らしきものを綴っていたり。
たぶん必要な時間なのではあるのだろうけど。

こんだけ忙しくても、結果が人前に出るのは全部来年。
年内に形になっていくのはバラエティーと小説くらい。
世間から見たら今年は「あの人は今」状態だなあ。
ま、しょーがないけど。

疲れている時には怒る気にもならないようなことが
一晩寝てから怒りになってフツフツと落ち着かなくなる。
まあ、そう思うのも自然のなりゆきだから、
機会を見つけてそういう相手にはきちんと意思表明を
すると決めて、その感情は忘れることにしよう。


穏やかなよいお天気。
日本の中であんなひどいことがあったなんて
今も苦しんでいる人や動物がいっぱいいるなんて
夢じゃないかと思うような。

今日もできることを1つずつ。

2011/04/13

イタリアで……

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通りすがりの桜シリーズ@浅草。
桜はえらくちっちゃくしか写ってないけど。

この日はアサヒビールビルの21階で会食。
地震に遭遇するだろうなあと思ったら案の定。
ぐわんぐわん揺れました。


イタリアで世界名作劇場「ポルフィの長い旅」が放送中だそうです。
イタリアのウィキ
↑全然読めないながら不思議な感じ。

ちなみにイタリアで放送できない回がありました。
つくっている時から無理だろうね~と言ってたのだけどホントにそうなった。

ずばり。マフィアを出した回。
もちろんお子さまむけだからオブラートに包みまくってるんだけど。

シチリアでシナハンしている時に聞いたのは、
本当にマフィアという存在が生活の中に私たちが
思う以上に浸透しているということだった。

もちろん映画みたいに派手なものではなく、誰がそうだか
わからない、というくらいひそやかにはびこっていると
知って驚いた記憶がある。

いずれにしても、自分たちの国を舞台に外国人がつくった作品
となるわけで、あちらの人たちにはどのように見えたのだろう。

ちなみにそのヤバイ回を書いたのは私ではありません。
消すならCさんにしてください。

2011/04/12

ザ・ライト

「ザ・ライト」
観てきました@TOHOシネマズ六本木

てっきりあの「エクソシスト」のエピソードゼロかと思い込んでいたら……
なんと実話に基づくお話なのだった。

うまい!
なんといってもアンソニー・ホプキンス。
この神父の役、彼でなければこれほど成功したか?

信じるとは何か?
信じることで始まることがある。
そんなことが非常に実感として迫ってきます。

それから、悪魔の名前を聞き出すということの重要さ、
これは日本の陰陽師の思想にも通じることがあるなあと。

これも先日の「ザ・ファイター」同様、同じ登場人物、同じ環境の
中で話を転がしていくものなのだけれど、全く飽きずにクライマックスを
迎える。
こじんまりしている印象になりつつ、迫力がある。


観ている最中に大きな地震。
しかし、半分ぐらい入っている客席で誰も騒がない!
むしろ映画の演出効果を高めてる?くらいの勢い。
慣れってこわい。

まあ、私は隣の人の腕を思い切りつかんで迷惑
がられていましたが(__;)

2011/04/10

満開まであと少し

Photo
久しぶりにカット&カラーで出掛けた美容院。
忙しくなってくると、完全自宅内モードになって、
たまに出掛けようと鏡を見るとあまりの自分の醜さに愕然とする。
特にここ半年ほどダンスを完全にお休みしちゃってからは
ひどい。。。
いかんな。嫁入り前なのに。(←もう一回行く気満々)

いつもの美容院が大通りに面したところからこの川沿いの道に移転した。
桜が満開一歩手前で美しいこと。

満開の桜を見るといつも思うことがある。
「あーまた1年生き延びたな」
誕生日ではなく、なぜか桜の季節に自分の中の1年をリセットしているらしい。
無意識に。

もう半年以上通っている美容院なのだけど、移転して明るい店舗に変わったら
担当の美容師のコと急に話が弾むようになった。
環境のもたらす関係ってあるのかもしれない。

2011/04/09

ザ・ファイター とか

よく揺れますね。
しかし、揺れるだけなら耐震性に優れた日本の家屋は
かなり持ちこたえる。
もう津波だけは勘弁して下さい……
と誰にともなく手を合わせたい気分。

ようやく週末。
会社員をやっていた時代よりライターになってからの
方がはるかに長いのに
なぜか週末になるとホッとする。

今週は激務で、倒れるまで仕事して、
パタッと1~2時間寝て、
の繰り返しだったので
曜日の観念がヘンになってた。
今日も夕方原稿送って爆睡。

どーでもいいですけど、
「受け取りました。お疲れさま」って優しいひと言、
これ、ベテランプロデューサーほど言ってくれるなあ。
ウンともスンとも言ってこないPもいるから。

今週遅れに遅れて出したシナリオ、
「大変な時に無理させました」って
メールをもらった時には
「いやいや、こちらこそすいません」と思わずPCに頭下げた。
もちろん若くても、すぐに感想の電話をくれるP
もいるので年齢関係ないのかも
しれないけど。

これもう数日前に書きたかったことだけど……
映画「ザ・ファイター」観ました。

たまたまそれしか観る時間がなく隙間時間で。
予備知識ゼロで
観始めたら……引き込まれた。

前半は若干眠かったのだけど、
ある時点で今まで見えていたことがすっかり
ひっくり返った瞬間から俄然興味津々。

登場人物も物語の舞台もすごく狭い中で
心情の変化だけで転がしていく。
うまい。
based on a true story……なんだけど、
脚本がよくできていてヒジョーに勉強
になりました。
ボクシングシーンでは、
思わず拳を握り「いけーーーっ」と叫びたくなる。

アカデミー賞の授賞式は観てたくせに、
助演男優賞と助演女優賞を獲った作品だと
気づかず観てた。(アホ)
観ればなるほど、の演技です。クリスチャン・ベール。

そしてもう1つ勉強になったのは、
ろくでなしは徹底的にろくでなしに描いておくべし
ということ。

憎たらしいぐらいにやっておいた方が
どう転がすにせよ後の展開に効果的。

2011/04/06

月曜の上野公園

Photo
〆切明けにふらりと出掛けた上野公園はお花見客でいっぱいだった。
日当たりのいいところはすでに満開。
報道されてるほどには自粛ムードは感じない。
平日の昼間なのにこんなに人がいるんだもの。

たまたま上野動物園が無料開放の日だったらしく、長蛇の列。
パンダを見る列は入場するまで何時間って感じだけど
見なくていいならすんなり入れる。

何十年ぶり?かで入ってみたら、展示の仕方がすごく変わっていて驚いた。
より身近で動物を観察できるようになっている。
分厚いアクリル樹脂の発展のおかげらしい。
動物の方も「ちょっと人間見てくるか」なんて思っているかもしれない。

あんまり人がすごかったので、園内の写真撮るの忘れました。
でも、そぞろ歩くには思いのほか楽し。
もっとすいてる時にまた行ってみたい。


仕事。
どうやら超がつくぐらいハードスケジュールの方が調子がいい。
高速道路を疾走してる感覚っていうか。
1本に集中すればいい時の方がだらだらしちゃって信じられないくらい
書けなかったりするのはなぜなんだ。

先日Pに執筆ペースを聞かれ、「プレッシャーかけられるとよく働きます」
と言っておいた。ドMなんで、と。
そしたら、「ライターさんはみんなそうですね」だって。

2011/04/05

幻のタイトル

やっとデザイン変更しました。
海が好きで選んでいたダイビングの写真だったのだけど、
津波以来「今は海を見るのも嫌」という人もいるので。
海にはなんの責任もないんですけどね。

そういう意味で……小説のタイトルが変わりました。
幻となったタイトルは『溺れる蝶』でした。
さすがに今このタイトルで書店には並べられない、と。
タイトルに固執して1カ月発売を延期する方法もありますと
言われたのだけれど、1カ月後だって嫌な人は嫌だと思うし
正直私もそこまでタイトルにこだわりなかったから。

昔からタイトルつけるのがドヘタで。
タイトルだって作品のうちなのに、なんかいいのが浮かばない。
今回も30個ぐらい提示した中から編集の方で決めてもらった
ものだった。

しかし、このタイトルで表紙のデザインも決まってるし、今日決めなきゃ
もう間に合わない!というところで編集さんがパッと閃いたものに
なりました。

どうなったかは……お楽しみに。
なんかエロくなっちゃって自分でも恥ずかしいものに。

……と話題がそれましたが、今は確かにあの大惨事を想起させる
表現や演出をとる必要はないと思うし、そうすべきではないと思います。
大きな飛行機事故があったって、しばらく経てば普通に飛行機が撃墜される
映画やドラマは流れます。
何年経っても傷つく人は傷つく。
人が傷つくポイントはそれぞれだし。
家族団欒の明るいシーンを見たって心の傷がうずく人は
いるわけで。

同じ理由で行き過ぎた自粛は誰のためにもならないと思うのでした。

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