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2010/09/09

小説と脚本

悪人 シナリオ版 (朝日文庫)
悪人 シナリオ版 (朝日文庫)吉田 修一 李相日

朝日新聞出版 2010-08-06
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映画「悪人」のマスコミ試写最終日に滑り込み! 折しも深津さんがモントリオールで女優賞を獲られた日だったので、超満員! 予約しておいてよかった~。 蒼井優さん発見!顔ちっちゃ~。スタイル抜群!(←ただのミーハー)

さて。映画。よいです。おススメです。
たぶん大ヒットするでしょう。
なので私があだこだ言うコトありませ~ん。

原作を読んだ時、アホな私は上巻と下巻を逆に読んでしまって……
それでいてなんと上巻のラスト近くまで気づかなかったという(^_^;)
ああ、時系列倒置法なんだ、なんて思い込んで。

ま、そんなことがありつつあの原作をどう映像にしたんだろうという
興味がすごくあって。
映画見て、納得。

さらにこのシナリオ本を読んで、さらにカットされているシーンやセリフがあって。

でも、映画ってそれでいい。
1ページの原作でも無言の30秒で表せることってあるから。
私はいっつも映画のシナリオを書くと「セリフ多過ぎ」って怒られる。
観てる人に伝わらなかったらどうしようって思ってつい書き過ぎちゃう。
映像の力が書いてる時には見えないから。

そして、この本の巻末には原作者(そしてこの映画の脚本も書かれた)吉田修一氏と
監督、プロデューサーたちの座談会が収録されている。

小説をどう脚本に落とし込んでいったか。
すごく勉強になる。

小説を映画原作としていただいた時って、まずどこを背骨として取り出すかって
いう作業から入る。
膨大な情報は入らないし、映像の中では不要だから。

ならば。
ふだんそんなシナリオづくりをしていると、小説を書く時にはどうしたらいいんだろう。
映像だったら絶対いらない、そうやって泣く泣く落としている情報や背景も盛り込める
自由があるってことじゃないか。

……と、近々小説を書く予定が見えてきたので、そんなことを思った作品でした。
とにかく観て損ありません。おススメ♪

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