« 2003年1月 | トップページ | 2003年3月 »

2003年2月

2003/02/12

【映画】 「レッド・ドラゴン」

監督:ブレット・ラトナー
出演:アンソニー・ホプキンス エドワード・ノートン レイク・ファ   インズ ハーヴェイ・カイテル

言わずと知れた「羊たちの沈黙」「ハンニバル」の3匹目のドジョウ……じゃなかった、第一章である。その割にはレクター博士がえらくトシをとってしまっているのが目についたけど。
ハデなシーン(殺害方法や舞台となる土地も含めて)はないけど、その分ストーリーがしっかり練ってあるので、最後まで飽きることなく見られる。何といっても、犯人役のレイク・ファインズをきちんと描いたことで、残忍な殺人を犯してはいるものの、そこにカタルシスがある。スクープ屋の記者の伏線も見事!エドワード・ノートン演じる、リタイアしたFBI捜査官が元上司の要請を断り切れず、「お手伝い」に行ったら、レクターに妻子の命を狙われ、本気になる(ミッド・ポイント)ことで顔つきまで変わるといった細かい描写もよい。もちろんしっかりした原作があってのこととは思うけど、さすがアカデミー賞を受賞した「羊たち~」の脚本家が書いただけあるなあ……と感心。
「ハンニバル」みたいなゴシック美とか話題になるような殺害方法は出て来ないけど、ミステリーとしてはこっちの方が出来がよいと思う。

« 2003年1月 | トップページ | 2003年3月 »