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2002年12月

2002/12/23

【ビデオ】 「バニラ・スカイ」と「オープン・ユア・アイズ」

話題になった時期から1年近く経てようやく両者を見比べてみた。知らない方はいないだろうが、「バニラ・スカイ」はスペイン映画の「オープン・ユア・アイズ」のリメイクである。ペネロペ・クルスが同じ役で出演している。が、両者は随分感じが違う。まず予算の違い。ニューヨークのマジソン・スクエアを無人にしちゃうんだからスケールが違う。豪邸の規模も。内容としては、よく「オープン~」の方がいいという声を聞くが、オリジナルをより掘り下げたのが「バニラ」と思っていいのではないかと思う。特に「バニラ」でキャメロン・ディアスが演じたジュリーが狂気に走るところは、スペイン版より愛を失った女の哀しさと怖さが出ていてよかったし、ペネロペ・クルスのソフィアもスペイン版の方はケバかったのが、リメイクの方ではニューヨークで頑張っている女の子の純粋さがより強調されてたと思う。
ストーリーの方は、エステシャンのコが「わかんなくてェ、3回も見ちゃいました~」と言ってたのだけど、一回見りゃわかるだろー。どこが現実と夢の継ぎ目なのかも結構わかりやすい。でも、一般的なF1はあれくらいで「わかんない」ということがわかって、テレビ番組を作る上では違った意味で参考になった。ヘンな感想だけど。個人的にはこういう世界観の話はとても好みなので、どっちも楽しく観た。
「バニラ」は「人生には酸いも甘いもあるものだ」というのがテーマだそうな。純粋な愛情とは結局自分の内側だけに存在するのか?

2002/12/11

【コンサート】 Keiko Lee Concert Tour 2002 winter

日本の女性ジャズボーカリストとしては実力、人気ともにナンバーワンであるということぐらいしか知らずに行ってみた。最初の曲は「イマジン」。この人のデビュー曲らしい。休憩までの45分間、ずっとスローテンポのジャズの名曲が続く。休憩を挟んで今度はアップテンポの曲になったのだが、なんか物足りないと思っていたら、MCが一回もないんである。きっとこの人はシャイな人なんだろう。客に見せる、というより視線はバックバンドの人たちと常に語り合い、自分たちが気持ちのいい音楽を作るという姿勢に終始した。帰ってからファンサイトなどで調べると、コンサートはいつもそうらしい。客層もえらく年齢層が高かったせいもあろうが、客が立ち上がったのはアンコールの時のみ。せっかくのライブなんだから、もっとアーティストの勢いやノリノリな感じを見せてほしい、と思うのはワガママ? でも、深みのある声はステキだった。21歳から独学でピアノを学び、30歳でデビューという経歴は見ている者を勇気づけてくれる気がする。

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