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2002年8月

2002/08/22

【舞台】 8月大歌舞伎 夜の部『怪談乳房榎』

勘九郎の3役早変わりと本水を使った大立ち回りがウリの夏歌舞伎。早変わりは唖然とするほど見事の一言。ぜひ舞台裏をのぞいてみたいと思う。ちょっと惜しかったのは、3役とはいえ、からむ場面では別人が演じるのだけど、その人の顔が見えちゃったこと。舞台に大量の水を入れるのは素人ながら大変だろうと思う。
で、ストーリーなのだけど、世話物らしい美人人妻あり、色悪(橋之助の色っぽいこと!)あり、復讐あり、母子の情けありとてんこ盛りで楽しい。ただ、ストーリー上ではあまり大きい役ではない3つの役が一人三役の当てられているので、どうしてもその早変わりに目がいき、肝心の話の流れの方がお粗末になっちゃったのが惜しい。なぜ悪人の横恋慕にまんまとハマってしまったのか、そしてその男との間にできた子供の行方は?などなど気になるところはそのまんま。
でも夏のお芝居は幽霊が出てきて、本水が出てきて、役者がいいオトコで宙を舞ってくれたりすれば、それでいいんである!

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